シラノ・ド・ベルジュラック

ええ話です。
Edmond Rostandの原作は岩波文庫にも入ってます。
実は、3度も映画化されてます。
1990年に製作されたジェラール・ドパルデュー主演のものが、いちばん好きですが、過去の作品(1023年と1950年、もち白黒)も合わせてみるとより楽しめます。
詩的で、剣に秀でて、強がりで、コンプレックスにあふれるシラノと、アンヌ・ブロシェ演ずる美しいロクサーヌ
好きな人に告白できなくて、強がって、思いを断ちきって、苦しんでと、まるで中学生や高校生の恋愛のようです。
(現在の中高生がどのような恋愛感を抱いてるかはしらんけどね。)
僕はシラノのようになりたかった覚えがあります。
中身で勝負できる格好ええ人ですわ。
まったくもって、ほんまにええはなしですわ。