お弁当

今日は本当にいい天気で、空気の粒を肌で感じとることができるようだった。
清涼な空気を思いっきり胸に吸い込み、吐き出す。
空を見上げる。
何も変わっていないと思う、ずっと。
結局、人の営みは今も昔も変わりなく続く。
あたりまえのことをもう一度あたりまえのように行うこと。
状況をきちっと捉えること。
素直な目を持つこと。
なにかにとらわれることなく、気持ちは自由にありたい。

夏のような日差しの下、川筋に沿って生えた木々の陰で、嫁さんと息子とお弁当を食べながら、んなことを思った。