文化財2

今日、仕事の帰りに古建築関係の人と飲みながら、考えたような考えてないようなことを話していたら、なんだかあたりまえのことに気がついた。
或るものを残そうとすることは、そのまんまにしておくと残らないんじゃないかなってうすうす気付いているからなんだって。
失われてしまうんだって思うと、残したくなる。
文化財として残していこうとするものは決して建造物だけではなくて、オオサンショウウオ屋久杉、美術工芸品とかいろいろ。残らないのは環境が変わってしまうから。
残したいって事は、その文化財を含んでいる大きな環境を、実は認めてるんだとおもう。
でも環境は変わっていく。
そして文化財として残して、ごまかす。
もちろん、極論。
一面的なことです。
でも保護しなくとも文化財が残る環境をもつことができれば素晴らしい。
そんなふうに思う。