2005-01-01から1年間の記事一覧

倉吉の打吹

先日、鳥取の倉吉に行ってきた。 倉吉の打吹地区は国が重要伝統的建造物群保存地区に選定し、まちなみがとっても美しい。 今年、都市景観大賞「美しいまちなみ大賞」なんかももらっている。 で、どんな感じなのかというと、白い壁の蔵が水路沿いにならんでる…

秋の夜長のお薦め小説

『千年の孤独』って本がある。ラテンなガルシア・マルケスさんの著作。 この本がトンデモいい本で、僕は大好きなのである。 僕が新しく買ってきた小説を読むとき、だいたい、すんなり読むことができるか、数行で読めなくなるかどっちかである。 ストーリーに…

ごぶごぶ

まったく沙汰無きほどに五ヶ月 隠遁の地を求め彷徨い歩くに至らず 憧れし地は思わぬ身近に 帰りし折りには暖かき夢を抱きてなんて黄昏ちゃうこの頃。 ほんとに久しぶり。はてなダイアリー。 実は身が落ち着くまで書かないぞと決めてました。そんで、落ち着き…

シラノ・ド・ベルジュラック

ええ話です。 Edmond Rostandの原作は岩波文庫にも入ってます。 実は、3度も映画化されてます。 1990年に製作されたジェラール・ドパルデュー主演のものが、いちばん好きですが、過去の作品(1023年と1950年、もち白黒)も合わせてみるとより楽しめます。 …

感動

毎朝、自転車でふらふらと勤め先に向かう。 桜の季節は桜。 蛍の季節は蛍。 カツオはなくとも、目に青葉。 そして、水の流れる音。 すべてがなにげなく存在していて、意識した瞬間に自分の中に流れ込んでくる。 きづくことで贅沢で裕福で幸せな気持ちになる…

文化財2

今日、仕事の帰りに古建築関係の人と飲みながら、考えたような考えてないようなことを話していたら、なんだかあたりまえのことに気がついた。 或るものを残そうとすることは、そのまんまにしておくと残らないんじゃないかなってうすうす気付いているからなん…

文化財

文化財建造物に関わる仕事をしている。 で、今日は、友達の研究者と文化財とは何かという話になった。 それは建造物の保存はなぜなされるのかという話でもあって、率直に言ってなかなか難しいと思う。 好きなものはずっと残しておきたい、いつでも見ることが…

みつき

やっぱり餃子が気になります。 ふるふるの。

から騒ぎ

シェークスピア原作の、からっとした雰囲気を持つ、おおらかな作品です。 かなりの豪華キャストです。 ぼくは好きですよ。古典は。 ケネス・ブラナーってこういうのまとめるのうまいなぁ。 時代背景はもうわすれたんだけど、ギリシャのオリーブかおる、クラ…

バグダットカフェ

かつて、この映画を見た記憶をたどってみると、そう、あれはもう10数年も前のこと。 完全版の上映を見に行ったのだった。 名前だけは知っていて、有名だし、いろいろな人に薦められて、乗り切れないままの映画鑑賞。 その上、徹夜明け。始るや否や、アースカ…

パリ空港の人々

空港って魅力的。 何が好きなの?と問われても、はっきりと答えにくいところも、またいい! 他にないでしょ。あんな活き活きとした雰囲気に満ちたところ。 特に国際線。空港に行くと、期待感と希望に満ちてしまう単純な自分に会うことができる。 自分が旅行…

ヘドウィグ アンド アングリーインチ

2004年ビデオで見た映画No.1。 あまり期待せずに見たんだけど、ごっつよかった! 音楽仕立てのゲイものなんだけど、そんな言葉から受ける印象とは程遠い映画。 それも、ゲイを演じている主演・監督のジョン・キャメロン・ミッチェルの才能のおかげかな。 は…

エイプリルフール

って、久しぶりじゃない? 嘘をちゃんとつけたためしがないのだけど・・・。 で、今になって、エイプリルフールとやらの発生が気になる。 そこで、ぐぐってみた(注:googleで検索してみる)http://www.echizenya.co.jp/mini/colum/aprilfool.htmを発見。 諸…

お水取り

東大寺二月堂のお水取りに行ってきた。 友達のハスマニアンさんが関係者でお得な場所で見学。 すぐ傍で着火される松明はとても迫力があり、炎の勢いには圧倒される。 堂内では外陣にて修法を目にすることができた。 迫力あったなあ。 毎年いきたい。

ざっくざく

古代を紐解く糸口になる遺跡の発掘がここんとこ目白押し。 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005031000219&genre=M2&area=S10 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005031000203&genre=M2&area=K40 http://www.kyoto-np.co.jp/article.…

聚楽第

言葉って生き物だなあと思う。進化かどうかはわからないけれど、とにかく変化してしまう。 まあ、変化するのは生物の特性なのか?!って突っ込まれるとなんともどうしようもないけれど。 なんでこんなこと書くかというと、『聚楽第』の読みが、実は”ジュラク…

伊根浦

こんな記事を発見。 http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005030500130&genre=M2&area=K60 伊根浦が重伝建になるのを実感。まあ、決定でしょう。長い間頑張った甲斐があった。 海に浮かぶように汀に並ぶ舟屋群が最も目を引く集落だけど、山側に広が…

転機

2月28日に受けたテストの結果が出た。 めでたく合格。無理だと思っていた。 嬉しい。 これで学生生活ともお別れ。 なにかを選ぶと、なにかを捨てないといけない。 失うものも大きければ、得るものも大きい。 少々、感傷的な気分になる。 日差しも徐々につよ…

お引っ越し

今まで4年暮らしたこの家とも今日でお別れ。 寂しいようで楽しい。 荷物をまとめるとすごい量になったので、半分を実家に持って帰る。 新しい家での生活はもっとシンプルなものにしよう。

Kyoto Northern Church

修士時代の同級生(女)が結婚した。式場は京都北山教会。 これまで行った結婚式は神式がほとんどで神社が多かった。ホテルでも神式でした。 今回は教会での結婚式。日本では初めてだったので興味津々で行ってきた。 教会は「西構え」という言葉があるように…

二見のぶたまん

昨日、天見の調査をしたあとに、難波で二見の豚まんを買って帰った。 実は551のが好きなんだけど、まあ試しにと買ってみた。 今日それを食べるにあたって、なんと電子レンジがないことに気がついた。 実はわたくし、3月6日に現在住んでいるところを引き払い…

天見

今日は大阪の天見に建つ或る旧家の実測調査だった。 朝から凍てつく寒さで、吐く息がすぐに凝結する。 南海高野線は天見駅を降りると、大阪から僅か40分とは思えない環境。 軒の低い家が疎らに建ち、小川が流れ、木が茂る集落は本当に気持ちがいい。 旧道沿…

スト

ストレスとは自分の気付かぬうちに堆積するものなり。 いかに発散するか各人のバリエーションはゆたかなり。 しかし発散できたかどうかの確認これまた難なり。 そして発散し続けがちなり。結局たのしむなり。 ゆかいゆかい。

あんなー時代もー

教授方の話を聞いていると、昔の下宿状況というのはかなり赤裸々なものだったんだなと思う。 ふすまで仕切られた部屋で、鍵がなかったり、一部屋に二人で住むこともあったらしい。先輩の下宿を代々後輩が受け継いでいくとか、いま体験したくてもうちの大学周…

文化財

今日は滋賀県教育委員会文化財保護課のテスト。 受験したいけれど、年齢制限にひっかかり受けられません。 残念! どんな問題がでたんだろ?

てれびじょん

昨日、ずいぶん長く封印していたテレビを解き放ってしまった。 というのも、新シルクロードの魅力に負けたため。 1回目を正月、実家で見てしまったので、もちろん2回目も見たくなる。 知人から、新シルクロードやってるでーという甘いメールを頂き、テレビ…

大黒屋本舗とおばあちゃん

勉強に疲れたので、散歩がてら家から近い大黒屋本舗とやらに行ってみた。 高島屋にも店舗をもっているそうだが、店に行くのも食すのも初めて。 名物の御鎌餅っていうネーミングも微妙に気になっていた。 店は、寺町鞍馬口を下り、阿弥陀寺前を少し西に入った…

装飾あれこれ

西洋建築の長い歴史と比べるなら、現代建築には基本的に装飾と呼べるものがほとんどない。 そして、僕は装飾のない建築が結構好きである。 でも、日本建築や西洋建築の歴史を俯瞰すると、遊び心であっても、真剣な信仰心であっても「思い」みたいなものは、…

改訂版はどうですか?

問1 あなたには欲しい本があります。4,400円もします。 ネットで日本の古本屋を検索したところ、2,000円でありました。 ここで見つかった本は1972年の版で、改訂版だという情報は記入されていません。 欲しい本は改訂版です。改訂されたのは1972年です。 さ…

チョコレート業界の陰謀の日

やってくるのを過剰な不安と期待で待ちわびる日。 かつて、多感な頃、弟が27個もチョコをもらっていた横で惨めな気分だったことは忘れるに忘れられない。 この日が近づくにつれ、もてないが自意識過剰な男どもは分裂気味になる日としても有名。 あと何日か指…